今日のニュースで、総人口に占める高齢者の人口割合が過去最高を更新した と報じています。
そして、高齢人口に占める65歳～69歳の就業者の割合は初めて５割を超えたそうです。
現代社会において、高齢化による社会問題が深刻化しており、その解決に向けてシニア世代の就業率がますます重要になっています。
別角度から見れば、豊富な経験と知識を生かした活躍が、社会の貢献に不可欠な要素として求められているとも言えると思います。
シニア世代にしても、キャリアアップや認知症予防という面が就業意欲への向上へつながっていると考えられます。
シニア世代が就業することで、企業には経験や知識を持った人材が増え、仕事の効率化やコスト削減につながります。
また、地域社会にも、例えば、福祉、教育、地域活動などでの活躍が期待されます。
一方で、シニア世代の就業には、健康面や労働環境などの課題もあります。
企業や社会全体が、働きやすい環境づくりを進めることが求められます。
それが追いつかなければ、シニア世代の就業率上昇のニュースは、グッドニュースとは言い切れなくなります。
シニアパワーだのなんだのと持ち上げている裏で、劣悪な環境の中「これ以上、長生きしてしまったらどうしよう…」と震えるシニア達が増加するようなギャップは、あってはならないのです。
そのようなことにならないためにも
個人レベルで準備できることはしておいた方が良いと思います。
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