芸能人の性加害問題について、SNS上では毎日議論が交わされています。
私もテレビ番組やSNSを眺めていると、こうした話題が目に入ってくるので、否が応でもこの問題について考えさせられてしまいます。
スターバックスでのんびりしながら考えたことなのですが、そもそもの背景として、本来は闇に葬り去られるような出来事が携帯電話のカメラ機能やメッセージ機能が発達したことで表に出やすくなったというところにあると思います。
昔は携帯電話自体がありませんでしたし、それが一般的になった後もしばらくカメラがついてるものなどなかったはずです。
今ではほとんど音がしないままに撮影もできてしまうスマートフォンのアプリもありますし、盗聴や盗撮とまでは行かなくても、気軽にいろんなことを記録メディアに残せる時代になりました。
犯罪ではなくても、記録したものを世の中に公表することができるわけです。
これは便利でもありますが、単なる誹謗中傷につながるような発信になってしまう場合は怖い事と言えます。
しかしながら今回の問題は、密室に呼び入れてすぐに携帯を取り上げたという点です。
それはつまり「撮られてはマズい事をする」という自覚があったということに他なりません。
これが事実であるならば、闇に葬られなかったのは因果応報と言わざるを得ませんね。